カテゴリー「裁判」の66件の記事

2009/10/20

UK 最高裁判所設立

2009年10月1日に、連合王国(イギリス)の最高裁判所が設立された。

Newartemblem
10月1日のTimeの記事では、
The highest court in the land opens its doors to the public という見出がついていた。
記事
写真もあり。
これまで12人のLaw Lordsたちが、上院(Houes of Lord )の中で果たしてきた機能が、公衆の目の届くところに出てきた、ということ。

下記最高裁の公式サイトには、Judge と呼ばれることになった12名の経歴が紹介されている。ちなみに、女性は1名。

もっとも、最高裁の機能を独立させたと言っても、構成メンバーや上訴の仕組みや管轄などの手続が変わるわけではなく、その意味で市民生活にはそれほど大きな変化はないのだが。
建物が独立したということ、テレビ撮影を認めるなど、新しい動きもあるよう。
10月16日にエリザベス女王をお迎えしたセレモニーの様子

最高裁判所のサイトはこちら。
このサイトの中には、

続きを読む "UK 最高裁判所設立"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/03

DV対応法制度調査 

10日ほど、日本を留守にしていました。
DV対応に関する国際調査の一環で、
スコットランドでは、DVコートをパイロット事業として推進し、
報告書がでたばかりのグラスゴーと、
従来の方法での対応をしているエディンバラ。

EDの報告書によると、2000年以降法的な整備が進んでいるらしいフランスでは、
パリとリヨンの二都市。

  を回ってきました。

詳しいことは、またいずれ・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/06/13

News : 日本骨髄バンク天下り幹部へ賠償命令 セクハラとパワハラ

新聞報道によると、

******
 「日本骨髄バンク」を運営する骨髄移植推進財団で、天下り幹部による職員への嫌がらせ疑惑を告発して懲戒解雇された元総務部長の男性(58)が、職員の地位の確認を求めた訴訟の判決が12日、東京地裁であった。白石哲裁判官は、嫌がらせ行為があったのに財団は適切に対応しなかったとして解雇を無効とし、未払い賃金と慰謝料50万円の支払いを財団に命じた。

*****とのこと
常務理事のセクハラ・パワハラを理事長に内部告発をした総務部長が懲戒解雇されてしまった事件。
これは、ひどい、というのと、
う〜ん、やっぱりどこでも・・・という感想が同時にわいてしまった。
それにしても、

続きを読む "News : 日本骨髄バンク天下り幹部へ賠償命令 セクハラとパワハラ"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009/06/05

性暴力事件と裁判員制度 : 最高裁が通知

報道によると、
******
 裁判員制度で、裁判員候補者から裁判員を選任する過程で、被害者の名前などが示されると「性犯罪被害者のプライバシーが守られない」とする不安が広がっている問題で、最高裁は4日、検察を通じて被害者に先に裁判員候補者名簿を開示して関係者を特定してもらうとの対応策を打ち出した。地裁に通知する。
*****
「性暴力禁止法をつくるネットワーク」が、被害者の声などをアドヴォケイトする形で、
最高裁に申し入れと同時に、意見交換会を開催していた件。
最高裁の資料によると、

続きを読む "性暴力事件と裁判員制度 : 最高裁が通知"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/19

最高裁判決: 戸籍と住民票の関係、市町村の役割

事実婚夫婦が、子の出生届が受理されず、無国籍であることを理由に、区が住民票を作成しないのは、違法であるとして、区に対して住民票の作成などを求めた訴訟の上告審第二小法廷判決。
判決全文

判決は原告の敗訴となったが、
判決理由の中で、
社会通念に照らし著しく困難であり又は相当性を欠くなどの特段の事情がある場合には、
出生届けが未提出でも、市町村長は職権調査による住民票の作成を義務づけられるとしている。

その上で、本件は、

続きを読む "最高裁判決: 戸籍と住民票の関係、市町村の役割"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/15

痴漢えん罪: 最高裁が逆転無罪

一審・二審ともに、有罪で実刑判決であったものに、
最高裁が逆転無罪を言い渡した。

判決全文(PDF)

コメントは後ほど

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/12

News: 静岡地裁「証拠保全」--児相による保護と親権の侵害

ボ2経由
報道によると、
******
静岡地裁、児童相談所に立ち入り 異例の「証拠保全」
 虐待の疑いがあるとして児童相談所(児相)に保護され、児童養護施設に入所する小学3年生の児童(8)について、静岡地裁が「措置は不当」とする親側の申し立てを認め、裁判官が児相に立ち入って児童に関する資料を集める「証拠保全」の手続きを行ったことが11日、分かった。極めて異例の措置とみられる。児相をめぐっては、児童虐待の増加に伴って権限が強化される中、親権の侵害が疑われる対応が増えているとの専門家の指摘もあり、業務のあり方に一石を投じるケースといえそうだ。
*****
とのこと。
記事にあるとおり、

続きを読む "News: 静岡地裁「証拠保全」--児相による保護と親権の侵害"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/08

シンポ: 科学の倫理、少年犯罪

4月17日-19日に、福岡の西南学院大学で、下記のシンポジウム・ワークショップが開かれる。

第四回 日仏シンポ 生命倫理と科学倫理 at 西南学院大学
IV JAPANESE-FRENCH SYMPOSIUM on BIOETHICS and ETHICS of SCIENCE

ワークショップ 少年法 
Workshop on CONTEMPORAY ASPECTS OF YOUTH CRIMINALITY

詳しくは、下記をご覧下さい。
ものすご〜く、おもしろそうです。
私も、是非参加したい、

続きを読む "シンポ: 科学の倫理、少年犯罪"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/03/20

法務省: 全国の刑務所に社会福祉士を配置

今朝の日経新聞(紙媒体)によると、
法務省は、全国の刑務所に120人以上の社会福祉士を配置する方針を決めた、とのこと。
厚労省が整備予定の地域生活定着センターとも連携して、高齢者や軽度の知的障害をもつなど、自力での社会復帰が困難と思われる受刑者をサポートする。
出所前から、生活態度などを指導する他、出所後に生活する予定の地域の保護観察所とも連携し、受け入れ先の福祉施設や福祉サービスの準備などを行う。
受け入れ体制が整わなかった場合は、更生保護施設の中にいる社会福祉士が準備を引き継ぐ。

記事によると、

続きを読む "法務省: 全国の刑務所に社会福祉士を配置"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/03/13

東京地裁、三都議と都に賠償命令 : 性教育をめぐる都議の視察

報道によると

******
 東京都内の養護学校の元教諭らが都議3人と都などに損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(矢尾渉裁判長)は12日、慰謝料計210万円の支払いを3都議と都に命じる判決を言い渡した。03年に学校を視察した都議らが性教育を実践していた教諭を非難したことが教育への「不当な支配」にあたると指摘。都教委が教諭らを厳重注意したことも裁量権の乱用と判断した。
******

教育現場に関する司法判断としては、とても珍しいし、
興味深い判決と思う。

続きを読む "東京地裁、三都議と都に賠償命令 : 性教育をめぐる都議の視察"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/03/12

研究会: 法執行研究会 第五回研究会

法執行研究会 第五回研究会

 報告者  石橋俊一氏 (判事 東京地裁民事26部)
 タイトル 東京地裁における配偶者暴力に関する保護命令事件の実情

前回は、雪であえなく延期となってしまったが、
実務家の皆様から是非お話を伺いたいと・・・

続きを読む "研究会: 法執行研究会 第五回研究会"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/15

神戸市の住民訴訟のあきれた顛末

報道によると、

******
 神戸市が外郭団体に派遣した職員に補助金の形で給与を支出したのは違法として、矢田立郎市長と外郭団体に約47億7000万円の返還を求めるよう市に命じた神戸地裁の判決(08年4月)に対し、市は条例を改正して市長らへの返還請求を放棄することを決めた。市長や外郭団体に過大な負担がかかるのを回避するためで、20日開会の市議会に提案する。原告は「住民訴訟の意義がなくなる」と強く反発している。
*****
これには、驚きました。あきれました。
まさか、議会がこのような条例を通すことは、ないと思います(思いたい)。
でも、

続きを読む "神戸市の住民訴訟のあきれた顛末"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/13

世田谷区議わいせつ行為損害賠償控訴審 半年後の被害届は、わいせつ行為の不存在?

報道によると
*****
東京・世田谷区の区議会議員が、選挙期間中に手伝いをしていた女性にわいせつな行為をしたとして、女性に損害賠償を求められていた裁判の控訴審で、東京高裁は、1審判決を取り消し、女性の訴えを棄却した。
******

その理由というのが、
******
東京・世田谷区の区議会議員が、選挙期間中に手伝いをしていた女性にわいせつな行為をしたとして、女性に損害賠償を求められていた裁判の控訴審で、東京高裁は、1審判決を取り消し、女性の訴えを棄却した。
******
というわけだが、

続きを読む "世田谷区議わいせつ行為損害賠償控訴審 半年後の被害届は、わいせつ行為の不存在?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/07

見せる法廷?分かりやすい法廷?

ボ2ネタ経由
毎日新聞の記事
クローズアップ2009:見せる法廷、試行錯誤 裁判員に分かりやすく
 ◇被害者の一生、スライド上映/遺体切断をマネキンで再現
*******
「裁判員に分かりやすく」とあるのだが、
何をわかりやすくなのだろうか・・・
「たらいの水ごと、赤子を流す」ということにならなければ良いのだけれど。。。

もちろん、

続きを読む "見せる法廷?分かりやすい法廷?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/05

日弁連法務研究財団主催 DV対応弁護士向け研修

直前のご案内ですが、
また、若干の空きがあるようなので・・・
内容は、DV防止法や保護命令などだけではなく、
DV対応における弁護士の役割、関係機関との連携、二次被害の防止など。
また、より実践的な内容とするため、講演とケース検討(グループワーク)を組み合わせたものになっています。

日時 2月13日・14日
場所 LMJ東京研修センター4階・中会議室
〒113-0033 東京都文京区本郷1-11-14 小倉ビル(都営三田線水道橋駅徒歩3分)
受講料 一万円

詳しくは、こちらまで

続きを読む "日弁連法務研究財団主催 DV対応弁護士向け研修"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/27

News : 親告罪としての強姦罪

報道によると、
******
強姦被害者望まなかったのに 宇都宮地検勇み足? 起訴”強行”
 二〇〇六年、県北で起きた強姦事件で、被害女性が告訴を取り消そうとしていたにもかかわらず宇都宮地検の検察官が起訴、宇都宮地裁は先月、判決公判の中で「告訴人の意思を踏みにじり親告罪の起訴として不相当。強く反省を求める」と異例の勧告をしていたことが、二十四日までに分かった。被害者の真意をくみ取ることよりも、凶悪事件の処理に固執した検察側の判断を「勇み足」と指摘、事件捜査の在り方に一石を投じた。
******

詳しい事実がわからないので、
コメントのしようがない・・・が、

続きを読む "News : 親告罪としての強姦罪"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/22

lecture : スウェーデンのDV加害者更生プログラムと日本の更生保護における犯罪被害者施策

『スウェーデンにおけるドメスティック・バイオレンス加害者更生ナショナル・プログラムと日本における更生保護における犯罪被害者等施策』


Photo


日時 2009年2月11日(水・祝)
   14時〜17時30分

場所 東北大学東京分室
   丸の内サピアタワー

主催 東北大学国際高等融合領域研究所

講演
「日本の更生保護における被害者に関する取組」
 関東地方更生保護委員会保護観察官 
    大橋由美子氏
「スウェーデンの保護更生の概要--被害者に関する取組を含めて」
 IDAP研修担当者・保護観察官 
    アニタ・ダリアルス氏
「スウェーデンにおけるDV加害者更生のナショナル・プログラムについて」
 IDAP層責任者・保護観察官
    マリアンネ・トピアソン氏
司会 
 東北大学国際高等融合領域研究所 矢野恵美氏

通訳あり
事前申し込み要
申込先は、下記

続きを読む "lecture : スウェーデンのDV加害者更生プログラムと日本の更生保護における犯罪被害者施策"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

lecture : 1月30日 公開講演会「タイと英国の社会内処遇の現状と課題」

[ボ2]より

国連アジア極東犯罪防止研修所主催
刑事政策公開講演会
1 日時
平成21年1月30日(金)午後2時30分~同6時10分
2 場所
法務省大会議室(中央合同庁舎6号館 地下棟)
3 講師・演題
(1) タイ法務事務次官
キティポン・キタヤラク氏 (Dr. Kittipong Kittayarak)
「タイにおける拘禁に代わる社会内措置の現状と展望」
(2) 英国仮釈放委員会部長委員
クリスティン・グレン氏 (Ms. Christine Glenn)
「英国における社会内処遇に関する取組」
*****
入場は、無料。
事前の申し込み要。
満員になり次第、受付締め切り。

続きを読む "lecture : 1月30日 公開講演会「タイと英国の社会内処遇の現状と課題」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/08

Northeastern Law School in Boston

今回の出張の目的の一つは、10年前にもお会いした Northeastern Law school で、DV Clinic を担当しているL.カンター先生にお会いすること。10年前には、簡単におはなしを伺っただけだったが、とても魅力的なプログラムを展開してらしたので、もう一度、ちゃんとお話を聞きたいと思っていた。
この2月に法務研究財団で実施する弁護士向けのDV対応研修

Dorchestercourt

Northeasteruni

続きを読む "Northeastern Law School in Boston"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/08/21

ビジュアル資料によるわかりやすさの恐ろしさ

ボツねた経由
いろいろな準備が進められている裁判員制度だが、
報道によると、
東京地裁が自信をもって準備したIT法廷で、
*******
先月行われた模擬裁判で思わぬ反応が…。模擬裁判後の意見交換会で、裁判員役の女性が「モニターの位置が左右の壁や手元などバラバラで注意が散漫になった」とチクリ。
*******
で、会場がどよめいたということです。
大学の講義で、

続きを読む "ビジュアル資料によるわかりやすさの恐ろしさ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/08/18

News: 国籍法改正骨子まとまる

報道によると、
国籍法の改正骨子がまとまったとのこと。

 〈1〉父母の婚姻を国籍取得要件からはずし、日本人の親に認知されることだけを要件とする
 〈2〉偽装認知に1年以下の懲役か20万円以下の罰金を科す

先般の最高裁判決を受けてのこと。
最大判平成20年6月4日PDF全文

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/08/13

News: インド代理母問題

報道によると、
インドで代理懐胎により子をもうけた日本人夫婦が、出産前に離婚したため、生まれた子のパスポートを取得できずに、子の出国が難しくなっている。
また、もう一つ後の報道によると、
提供卵子による代理出産だったが、インドでは遺伝上の父母を出生届けに記載することになっており、母は匿名となり、父母ともにインド人ではない。従って、インド市民権を得られず、帰国できない、とのこと。
最初の報道では、母が代理出産者、父が日本人医師の出生届けが受理されているから、養子縁組は、できない、とあった。

日本人医師が父であれば、嫡出の問題はさておき、何らかの形(認知か、父子関係の存在の訴か?)により、父性が認められれば、日本国籍の取得はできるようにおもうのだが、いずれにしても準拠法ためインド法がまったくわからないので・・・

また、別の報道によると、離婚した妻は、もともと代理出産には反対だったということらしいし、どうも、事実が良くわからない。
報道だけでは、よくわからないところが多い。
といいつつも、既に、いろいろなところで、議論されている・・・
また、NGOが日本への出国禁止を求めて提訴という報道も、伝わってきている。
まさに、代理出産の後始末(生まれてきた子には、失礼な言い方になるが、その中で子の福祉を確保して行かなくてはならないので・・・)という状況になってきている。
あるいは、泥沼化ということなのか。

代理出産に関しては、正直、

続きを読む "News: インド代理母問題"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/07/22

入会権確認と固有必要的共同訴訟

Matimulog 経由、
*****
入会権者の一部が土地所有者に対して当該土地が入会地であることの確認を求めようとする場合、入会権者全員で提訴しないとならない固有必要的共同訴訟であるが、入会権者の一部が提訴に同調しない場合は,それらの者を被告に加えて提訴することができる。
*****
最判平成20年7月17日(PDF判決全文)

民訴の典型論点ということだが、
コモンズに関する最近の議論との関係も含めて、基礎法的にも、とても興味深い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/07/21

DV防止法、ほう助で初の書類送検

報道によると、
******
 大阪府警泉南署は18日、大阪府和泉市の大工の男(35)をDV(ドメスティック・バイオレンス=配偶者への暴力)防止法違反容疑で逮捕、男を妻の家まで車で送った男の母(63)とその内縁の夫(71)を同法違反ほう助容疑で書類送検したと発表した。同法違反のほう助容疑での立件は01年10月の法施行後、全国で初めて。岸和田簡裁は18日、男に同法違反罪で罰金50万円の略式命令を出した。
*******

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008/07/18

News : 「最高傑作」壊された…製作者が市民楽団提訴

報道によると、
******
国際的に有名なチェンバロ製作者、高橋辰郎さん(56)と演奏家の妻尚子さん(55)=東京都江戸川区=が、ずさんな扱いでチェンバロを壊されたとして、江戸川区の市民楽団「江戸川フィルハーモニーオーケストラ」と団員を相手取り、880万円の賠償を求め東京地裁に提訴した。
*******

これほど貴重な楽器を、素人が搬入とは、

続きを読む "News : 「最高傑作」壊された…製作者が市民楽団提訴"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/07/17

法廷傍聴

法廷傍聴
初年度教育ゼミと、留学生向けの講義の皆さんと、裁判傍聴に出かけた。
裁判傍聴は、わざわざ教員が一緒にいく必要はないのだが、今回は留学生が一緒だったり、他学部の学生がいたりするので、事務官にお世話頂くことに。
最初に、10分ほどのお話の後、1時間程度法廷を傍聴し、その後またお話を伺った。
今回お世話になった事務官の方が、とてもサンパな方で、説明もとても上手、学生たちの気を反らさず、質問をうまくリードして下さる方だった。
一般的な説明から、検察審査会のこと、裁判所内の安全の話、裁判員制度関係の話、法廷の改修のことなどなど、学生の質問をうけつつ、様々なことをお話しくださり、新しいIT法廷も見学させていただいた。
これで、ラウンドテーブルを見せて頂ければ、完璧だったかな。
次回は、こちらから是非指名(笑)させて頂きたい・・・
それと、

続きを読む "法廷傍聴"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/07/14

News: 閲覧禁止の住民票を誤ってDV夫に交付 伊万里市

DV夫へ被害女性の住民票を誤って渡す 伊万里市
報道によると、

******
 夫の暴力から逃れるため佐賀県伊万里市から県外に転居した女性が、ドメスティックバイオレンス(DV)防止法に基づき夫に新住所を知らせない手続きをしたのに、市が夫の求めに応じて女性の住民票を渡していたことがわかった。女性は市から謝罪を受けたが、精神的苦痛を受けたとして市に損害賠償を求めている。
******
ということ、
報道で読む限り、

続きを読む "News: 閲覧禁止の住民票を誤ってDV夫に交付 伊万里市"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/28

最高裁: 捜査メモ開示対象に、検察の提示促す

捜査メモも「開示対象」 最高裁、検察に提示促す
報道によると
********
警察官が捜査の経過を「個人的にメモした」と主張する文書は「公文書」として証拠開示の対象になるか。捜査の適法性が争われた刑事裁判に関連した決定で、最高裁第三小法廷(堀籠幸男裁判長)は「対象になるかどうかは、裁判所が判断するべきことで、検察側に対して証拠を裁判所に見せるよう命じることができる」との判断を示した。
*********

決定全文は、こちら

警察官のメモに関しては、

続きを読む "最高裁: 捜査メモ開示対象に、検察の提示促す"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/09

最高裁: 国籍法に違憲判決(合憲合理的解釈)

4日、国籍法に違憲判決がでた。
最大判平成20年6月4日PDF全文
すでに、いろいろなブログで取り上げられているが・・・
とりあえず、
Matimulog を参照させてもらう。

続きを読む "最高裁: 国籍法に違憲判決(合憲合理的解釈)"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/05/23

News : 取り調べメモを巡って、警察官を直接尋問

ボツネタ経由
調書の作成の適法性を争っているケースで、警察官の取り調べメモ(備忘録)について、警察官を直接尋問した。
とのこと。
報道によると、
弁護側が開示請求した取調官のメモを、検察側が「警察官に照会したが、メモはない」としていたため、弁護側が開示命令を地裁にもとめていた。

メモは、犯罪捜査規範で、義務づけられており、
昨年最高裁が、開示対象と初判断し、警察庁も事件ごとに保管するように、長官訓令を施行していた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

News: ストーカー容疑の判事、「恋愛感情からではない」と供述!?

先日から、報道されている件だが、今日の報道では、

迷惑メールの相談に応じて、捜査を依頼していたとのこと。
また、同じく報道によると、ストーカー行為そのものは認めつつ、恋愛感情からではなかったと供述している。

「恋愛感情」からではない・・・という抗弁は、

続きを読む "News: ストーカー容疑の判事、「恋愛感情からではない」と供述!?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/16

judgement: カリフォルニア州最高裁で、同性婚を認める判決

報道によると、
*****
同性間の結婚を禁じたカリフォルニア州法が同州の憲法に違反するかどうかが争われた訴訟で、同州最高裁は15日、「法律は差別で憲法違反」との判断を示し、同性カップルの結婚を認める判決
*****

続きを読む "judgement: カリフォルニア州最高裁で、同性婚を認める判決"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/13

News : 裁判員辞退許可考慮事由・事案 最高裁が事例集

報道によると、
来年5月の裁判員制度の開始を控えて、
裁判員候補者の辞退を認めるかどうかを裁判官が判断する際の参考にするために、辞退を考慮する事例を具体的に列挙したものを、各地裁に送った、とのこと。
******
 最高裁は昨年9月~今年1月に全国調査を実施。762人の対象者を、職業や居住地などに応じて建設業、経営者、主婦、青森市の漁業など127のグループに分類し、裁判員になった時に(1)悪影響があるか(2)代わりの人がいるか--を分析し、選任が困難かどうか評価した。
******
記事で列挙されているケースは、辞退を考慮する事例なので、
これが、これらのケースが辞退が認められるケースではないので、それこそ裁判官の皆さんのご判断が問われると思うのだが、
それでも、方向性にはやや違和感を感じてしまう。

この点については、以前のエントリーでも書いたけれど、
辞退を広く認める方向では、裁判員制度を定着させるのは、難しいのではないかしらん。

記事によると、考慮するケース(辞退を認めるケースではない)その具体例というのは、

続きを読む "News : 裁判員辞退許可考慮事由・事案 最高裁が事例集"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/12

News : 与党方針固まる 性同一性障害の戸籍性別変更、「子供なし」要件見直しへ

少し前のニュースだが、
2004年の特例法にある「子どもがない」という要件を見直すことになりそう。

以前にも、触れたことがある。

法務省は、

続きを読む "News : 与党方針固まる 性同一性障害の戸籍性別変更、「子供なし」要件見直しへ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

News: 検察官メモも開示対象 大阪地裁

ボツネタ経由です。

元記事は、こちら

以前のこのブログでも、書いたように、
取り調べの際に警察官が書き留めたはずの「備忘録」を証拠として開示するよう命じる判断がでていたので、
検察官のメモについても、同様の判断がでたということ。
ただし、

続きを読む "News: 検察官メモも開示対象 大阪地裁"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/22

News: やっぱり、録音・録画は嫌ですか、最高検

報道によると

-----
 最高検は21日、裁判員制度での迅速な審理を目的とした取り調べの録音・録画を4月から全国の地検に拡大する際に「撮影は一部にとどめ、全過程では行わない」との方針を表明した。捜査への影響から全過程の「可視化」に反対する意見が現場の検事に多いことを踏まえた判断。
------

そうですか、やっぱり全過程は、お嫌ですか。
録音・録画を試行したきた検事の皆さんのアンケートの結果、

続きを読む "News: やっぱり、録音・録画は嫌ですか、最高検"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/13

2007年 世界の裁判所ウェッブ ベスト10

指宿氏のBlog 経由
2007年 世界の裁判所ウェッブ ベスト10

なかなかに興味深い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/18

judgement: コース別人事と「同一労働同一賃金」----兼松高裁判決

旧聞になるのだが、備忘録・・・
報道によると
総合商社兼松のコース別人事に関して、争われていた控訴審において、
東京高裁・西田美昭裁判長は請求棄却の一審・東京地裁判決を変更。「男女同一賃金の原則」を定めた労働基準法に違反する行為があったとして、うち4人に計7257万円余を支払うよう兼松に命じた。兼松は上告する方針。

具体的に規定しようとすると、なかなか難しい「同一労働同一賃金」についての、踏み込んだ判断であった。
均等法以降のコース別人事制度全体に与える影響は、大きい。
また、

続きを読む "judgement: コース別人事と「同一労働同一賃金」----兼松高裁判決"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/02/16

News: 何のための録画なのか ---最高検中間とりまとめ

報道によると
最高検が15日、全国の地検で試行している取り調べの一部の録音・録画について検証した「中間とりまとめ」を公表した。

「1回の録画の実施時間は20分未満が41%、20〜40分が51%。法廷で見ることになる市民の負担を考えているという。」
ということ、

続きを読む "News: 何のための録画なのか ---最高検中間とりまとめ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/06

取り調べノートと捜査の可視化

取り調べの可視化については、録音・録画などが話題になっているし、
いろいろな形で準備がなされているようである。

その中で、目を引いたのが、こちらの報道
もしかしたら、もうリンクがきれているかも・・・
要するに、
------------
 自白の強要などをチェックする目的で、弁護士が接見相手の容疑者に専用のノート(被疑者ノート)を差し入れ、取り調べ状況を記録してもらう取り組みが広がっている。違法捜査を問うた訴訟で「警察官に暴行された」との記述が動かぬ証拠になるなど、裁判での役割や注目度もアップ。「取り調べの録画・録音化の実現への布石に」と、京都や広島などで日本弁護士連合会版をアレンジした“ご当地版”も登場している。
---------
これは、

続きを読む "取り調べノートと捜査の可視化 "

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/04

企業の契約責任と懲罰賠償: プリンスホテルの責任

グランドプリンスホテル高輪による、日教組の教研集会会場使用拒否と大会の中止が、各所で話題になっている。
今朝のNHKのニュースでも、表現の自由や、企業の社会的責任を二本の柱として解説されていた。

その前(?)に、今回はパブリックな施設の問題ではないので、企業の私法上の責任・契約責任についてももう少しちゃんと取り上げるべきだと思った。
なにせ、一度は契約しているのだから・・・

といっても、

続きを読む "企業の契約責任と懲罰賠償: プリンスホテルの責任"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008/01/17

News: 英国、RFID・スパイチップの埋め込みを検討

ボツネタ経由でしったのだが、
報道によると、
英司法省、一部の囚人にマイクロチップを埋め込み保釈することを検討。
刑務所の収容能力不足解消のために再犯性の低い囚人にこのマイクロチップを埋め込んで保釈する他、性犯罪者に対しても釈放時にはマイクロチップを埋め込むことで小中学校などの安全ゾーンに立ち入ることがないことがないように監視の手段として役立てる。

ということ。
気になって、元の記事を調べてみた。

続きを読む "News: 英国、RFID・スパイチップの埋め込みを検討"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/01/08

News: 痴漢容疑に無罪 調書の任意性と長時間の取り調べ

報道によると、
被告は、東京都迷惑防止条例違反で、現行犯逮捕され、逮捕当日に犯行を「自白」する調書に署名したが、公判では一貫して否認していた。
東京地裁は「逮捕直後からの長時間の取り調べで作られたもので、任意性に疑いがある」と自白調書を採用しなかった。

新聞報道からは、

続きを読む "News: 痴漢容疑に無罪 調書の任意性と長時間の取り調べ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

News: 政府方針 犯罪者処遇に新しい選択肢

報道によると、
政府は、法制審議会の議論をうけて、裁判の判決で懲役刑などの執行を猶予する条件として、公園の清掃や落書きの消去などを無報酬で行うことを命じる「社会奉仕命令」を導入する方針を固めた。

ということ。

これにより、実刑判決と、執行猶予の間に、社会奉仕命令を条件とした執行猶予という選択肢が増える
ことになる。
背景としては、刑務所の収容定員の問題がある他、
社会奉仕命令に基づく作業を行うことで受刑者が自分が執行猶予中の身であることを自覚し、罪を繰り返して刑事施設に収容される事態を防ぐという「教育的効果」も期待されている。

続きを読む "News: 政府方針 犯罪者処遇に新しい選択肢"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/01/07

book: 名もない顔もない司法

ダニエル・H・フット著『名もない顔もない司法−日本の裁判はかわるのか』

アメリカ合衆国最高裁ウォーレン・バーガー長官のロー・クラークを経、現在東京大学教員である著者による、日米の司法制度の比較研究である。
司法制度改革にも深く関与している著者の視点は、引照点がアメリカ合衆国であるという点の限界はありつつも、非常に有益である。
また、著者が明示的に論じているわけではないのだが、司法制度との関係で用いられる「政治」・「政治的コントロール」という語の内実の日米間のズレというか、乖離が、

続きを読む "book: 名もない顔もない司法"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/29

News :司法待たずに中国人退去強行

報道によると、

留学中にエステ店で働いたとして摘発された中国籍の女性(33)が、国を相手に退去強制の手続きを進めないよう求める訴訟を起こしている最中に、
しかも、判決の6日前に・・・(命令を受けたのは、12日前)
東京入国管理局から強制的に帰国させられていた。
とのこと。

これに対して、東京地裁は28日の判決の中で、「司法の判断を待たずに違法な手続きが強行されたことは遺憾だ」と同管理局の対応を厳しく批判した。報道によると、

留学中にエステ店で働いたとして摘発された中国籍の女性(33)が、国を相手に退去強制の手続きを進めないよう求める訴訟を起こしている最中に、
しかも、判決の6日前に・・・(命令を受けたのは、12日前)
東京入国管理局から強制的に帰国させられていた。
とのこと。

続きを読む "News :司法待たずに中国人退去強行"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/27

News: 取り調べの備忘録に提出命令

報道によると、
捜査段階での自白の任意性が争われた抗告審・決定で25日、
最高裁第三小法廷(堀籠幸男裁判長)が、検察側に対し、取り調べの際に警察官が書き留めたはずの「備忘録」を証拠として開示するよう命じる判断を示した。

最高裁が、初めて警察官の備忘録を「公文書」とみて刑事訴訟法に基づく証拠開示命令の対象とした。

続きを読む "News: 取り調べの備忘録に提出命令"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/19

News : 中国ATM誤作動と終身刑

エキサイトニュースによれば、
中国で、ATM機の誤作動により、合計171回の現金引き出しで総額17万5000元(約270万円)を手にした男性に、終身刑が言い渡された。
この男性はATMで1000元を引き出すたび、口座からは1元しか引かれていないことに気付き、昨年4月にそのことを友人にも教えていた。
友人も1万8000元を引き出していたが、友人の方は自首して、1年の禁固刑を受けたが、この男性はさらに1年にわたって現金の引き出しを続け、逮捕された後に終身刑の判決を受けた。

ということ、
さらに、報道によると、この判決に対しては、 

続きを読む "News : 中国ATM誤作動と終身刑"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/17

News : 札幌高検、公判予定をWebで公表

ボツネタ経由で、
札幌高検が、公判予定をネットで紹介。
報道によると
「裁判員制度導入を控え、札幌高検は、同制度の対象となる罪の事件を市民に傍聴してもらおうと、ホームページ(HP)で道内の公判予定を紹介」ということ。

それにしても、

続きを読む "News : 札幌高検、公判予定をWebで公表"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/01

News: 斎賀富美子氏、国際刑事裁判所の裁判官に

ようやくこの10月に加盟国となった日本、のことは、以前にも紹介したが、。
報道によると、

斎賀さんは、第一回目の投票で、三分の二の得票で、決定した。
ICCは国際法に基づいて戦争犯罪や集団殺害、人道に対する罪を裁くため、02年に設置された初の常設国際法廷。

続きを読む "News: 斎賀富美子氏、国際刑事裁判所の裁判官に"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/30

News: DV元夫に個人情報漏えい 地裁書記官、被害者が提訴

報道によると
ドメスティックバイオレンス(DV)防止法に基づく保護命令を東京地裁に申し立てた女性が、秘密とすべき住所や電話番号を地裁の書記官が元夫に漏らしたため、再びつきまとわれたとして、国に約五百三十万円の損害賠償を求める訴訟を同地裁に起こしていた

元夫が、保護命令に対する抗告のため、地裁で記録の謄写を請求。その際、書記官が女性の住所と携帯電話番号も含めて謄写し渡した。

ということである。
第一回口頭弁論では、

続きを読む "News: DV元夫に個人情報漏えい 地裁書記官、被害者が提訴"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/11/15

DV殺人で一審破棄

報道によると、
札幌高裁で、DV殺人で一審の判決を破棄された。
函館で母親と当時16歳の少年が内縁の夫を殺害した事件
札幌高等裁判所は一審を破棄して少年を家庭裁判所に移す判決。
母親も、懲役7年から5年に減刑。
落合さんのブログ経由で知った。
過剰防衛などではない(らしい)のに、懲役5年というのは、異例の量刑。
とはいっても、

続きを読む "DV殺人で一審破棄"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/12

札幌地裁 裁判員仕様の法廷

Sapporochisai1
横長の法壇になっている。
両脇に三人づつの席が準備されている。
現在は、まだ使われていないので、椅子はなかった。
その他にも・・・

続きを読む "札幌地裁 裁判員仕様の法廷"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/06

裁判所バッジ

裁判所バッジ
江蘇省高級人民法院のバッジ
先日から、来日している南京師範大学・江蘇省裁判官グループからの頂き物

続きを読む "裁判所バッジ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/03

少年審判に被害者の傍聴(法務省方針)

報道によると
 法務省が、被害者側の要望を受けて、家裁での少年審判で、殺人などの重大事案に限って被害者や遺族の傍聴を認める方針を固めた。
11月中の法制審議会に諮問し、来年の通常国会に少年法改正案の提出を目指す。

ということ。

続きを読む "少年審判に被害者の傍聴(法務省方針)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/03

裁判員選任と個人商店主

Matimulog 経由で知ったのだが、
報道によると、東京地裁で選任手続も含め、裁判員制度を前提として模擬裁判が行われたそうだ。
裁判長は、選任手続について、「個人商店の候補者は裁判員制度に参加していただくのがなかなか難しいと感じた」と、感想を語った、とのこと。

続きを読む "裁判員選任と個人商店主"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/07/06

法廷傍聴: 南京中級人民法院 2

 案内してくれた先生の解説によれば、事案は外資企業からの売買代金請求で、5万ドルが訴額とのこと。
書記官の事件紹介の後、両当事者・代理人が、立ち上がって、裁判官(三人)を迎える。

裁判官の発言の後、原告・被告がそれぞれ口頭で弁論。
その後、証拠の交換、証人の尋問と進んだ。

続きを読む "法廷傍聴: 南京中級人民法院 2"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/06/30

法廷傍聴: 南京中級人民法院

外国人の場合は手続きが面倒ということであったが、友人のお世話で、法廷傍聴の機会を得た。
裁判所は、南京大学のすぐそばにある、近代的なビル。向かいに法律書の書店や、大学の法律援助センターがあった。
玄関で、

続きを読む "法廷傍聴: 南京中級人民法院"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/06/01

嫡出・非嫡出無記載の出生届と住民票

嫡出・非嫡出の区別についての記載をしない出生届が不受理となり、
その結果住民票が作成されなかったのは、違法と主張した裁判の一審判決が5月31日東京地裁であった。
住民票がないことによる不利益は、重大であり、世田谷区が形式的判断に基づき、「例外的な場合に該当するのに裁量的な判断をせずに形式的に住民票を作成しなかったのは、裁量権の範囲を逸脱、または乱用したもので違法」と結論。

続きを読む "嫡出・非嫡出無記載の出生届と住民票"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/03/07

冤罪と取り調べ

強姦の既遂と未遂で服役後、冤罪がわかった事件の公判。
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000000703030003

科学的な証拠手続がすべてだとは思わないけれど、この冤罪となった事件の方では、強姦の既遂なら、DNA鑑定はしなかったのか、不思議。
また、自供したとしても、鑑定を義務づけることはできないのだろうか。

一月に映画『それでもボクはやってない』の試写会で、秋山弁護士と対談したりして、刑事手続きについて、いろいろと考えさせられることも多かったのだが、

続きを読む "冤罪と取り調べ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/05/28

模擬裁判 in 東大五月祭

東大法学部法律相談所主催の模擬裁判「真実の行方」をみた。
題材は満員電車内の痴漢。
ストーリー自体にはそれほどのオリジナリティはなく、誰の身の回りでもおきそうな事、という設定なのだが、とにかくとっても演出が凝っていて、わかりやすいし、みていて楽しかった。
実際に演じる方たちも熱演だし、舞台後方の大きなスクリーンにプロジェクトされた映像も、音楽もとっても凝っていた。250人の所員が関わったと、説明があったが、準備はさぞかし大変だったと思う。五月祭一回だけでは、もったいない。
巡回公演を是非。お金を取っても良いかなって思う。
たとえば、最後の判決のところはペンディングにして、観客に投票してもらうとか、裁判員になったつもりで、グループワークしてもらうとか・・・いろいろできそう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/03/21

入会権判決についてジェンダー法学的観点から考える−世帯主要件と間接差別

入会団体構成員の資格を男性に限るのは、いわば直接差別にあたる。この点が、最高裁の判決で認められたのは、もちろん喜ばしいことだが、一方で「当然」のことでもある。

ジェンダー法学の観点からより問題なのは、殆どの場合男性がなることが想定されている「世帯主」をその要件としている点である。
世帯主には、男性でも女性でもなることが出来る。しかし、圧倒的多くの場合は男性が世帯主となっている実態がある。要するに、間接差別の問題である。

続きを読む "入会権判決についてジェンダー法学的観点から考える−世帯主要件と間接差別"

| | コメント (1) | トラックバック (1)

最高裁判決 : 入会権者を男子孫に限定するのは、公序良俗違反

以前にこのblog でも紹介した沖縄の入会権者をめぐる事件の最高裁判決(第二小法廷平成18年3月18日)がでた。
1 入会部落の慣習に基づく入会集団の会則のうち入会権者の資格要件を一家の代表者としての世帯主に限定する部分は民法90条に違反しない。
2 入会部落の慣習に基づく入会集団の会則のうち入会権者の資格を原則として男子孫に限定し同入会部落の部落民以外の男性と婚姻した女子孫は離婚して旧姓に復しない限り入会権者の資格を認めないとする部分は民法90条に違反し、無効である。

この部落の入会権団体構成員となるためには、原則として以下の二つの要件が必要。
(1)本件払下げ当時のA部落民又は明治40年から昭和20年までの間に一定の要件を満たしてA部落民と認められた者の男子孫であり,現在A区内に住所を有し居住していること
(2)上告人らがA区内に住所を有する一家の世帯主(代表者)であり,被上告人に対する届出等によってその役員会の議を経て入会したこと

本件では、この入会権団体の要件となっている慣習が公序良俗に反するとして、実質上世帯を代表する女性が入会部落の構成員たる地位の確認を求めた。

続きを読む "最高裁判決 : 入会権者を男子孫に限定するのは、公序良俗違反"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/09/14

Judgement : 在外邦人の「選挙区」選挙権を認めないのは違憲

最高裁大法廷が、海外在住者も次回の衆院小選挙区と参院選挙区で、選挙権を行使できると確認した。
一審・二審ともに、却下、慰謝料請求を棄却していたが、二審を破棄し最高裁が自ら判断。

過去の選挙の無効を争うのではなく、
「現在」の自分たち(在外邦人)に選挙権があることが確認された。

在外邦人の選挙権は、98年の選挙法改正により、比例区に関してのみ、認められたが、今回の判決で認められた慰謝料は、96年の選挙に関するもの。

続きを読む "Judgement : 在外邦人の「選挙区」選挙権を認めないのは違憲"

| | コメント (3) | トラックバック (1)

裁判所は危険!?

報道によると
 札幌高裁で、裁判の開廷直後に控訴人の男が刃物を持って裁判官に近づき、裁判官や職員ともみ合いになった。男は約10分後に札幌中央署員に取り押さえられたが、署員に軽いけがを負わせ、銃刀法違反と傷害などの容疑で現行犯逮捕された
       そうである。

この日は、一審判決時にも暴れた控訴人であることから、職員の人数も増やし、いわば厳戒態勢をとっていたらしい。
それにしても、これが法定内ではなく、廊下だったり、
刃物を向けられたのが裁判官ではなく、訴訟の相手方や証人などだったら、
もっと、大きな怪我になっていたかもしれない。
 
東京地裁では、オウム事件以降勤続探知機が設置されているということだが、そもそも裁判所は、人間の怨念渦巻くというか、もめ事のたまり場なのだから、今回のような事件は起こるべくして起こったともいえる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/10/12

勤労挺身隊訴訟結審 in 名古屋地裁

太平洋戦争中、名古屋市にあった三菱重工業の工場で強制労働させられたとして元女子勤労挺身(ていしん)隊員の韓国人女性らが国と同社に計2億4000万円の損 害賠償と謝罪を求めた訴訟が7日、名古屋地裁(佐久間邦夫裁判長)で結審した。判決は来年2月 24日の予定。
詳しくは、こちら

関係者が高齢化するなかで、1999年に韓国在住の元隊員5人が提訴、2000年には二次提訴(元隊員2人と遺族1人)していました。

戦争中に女学校に通え、お金も稼げるなどど言われ、韓国・光州などから名古屋市につれてこられ、過酷な労働に従事させられ、賃金も支払われなかった、とされる事件です。
国は、明治憲法下での国家賠償責任は問えない、三菱重工は戦後の会社とは別法人であるとして、請求の棄却を主張しています。

朝鮮勤労挺身隊については、名古屋市にある「愛知・県民の手で平和を願う演劇の会」が、昨年「ほうせん花−朝鮮勤労挺身隊−」という舞台で取り上げました。Web Site はこちら
私は、残念ながらこのお芝居を観ることはできなかったのですが、この中の劇中歌「誇りを胸に」を聴き、歌う機会がありました。
この歌、とてもステキな歌です。とても抑制された表現の詩ですが、人間が誇りを持って生きること、譲れないものをもって、顔を上げて生きていくことの美しさが、語られています。曲は朝鮮旋法というのかな、エキゾチックな香りのする曲です。曲の方も抑制された中に力強さを感じます。詩は石黒真知子さん、曲は林学さん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)