性同一性障害の方の新しい保険証
ボ経由、
報道によると、
松江市では、「性同一性障害」と診断された54歳の方に、
保険証の表に性別を記載しない新たな保険証を交付したとのこと。
厚労省によると、
性同一性障害のある人の要望を一部受け入れるかたちで保険証の表記を変えたのは、全国で始めてとのこと。
5年前からの要望が一部認められる形となったが、
松江市としては、「法的に可能な範囲で緊急避難的に対応した」ということ。
また、厚労省は、「保険証には戸籍に記載されている性別を表記することが原則で、戸籍を変更しないまま別の性別を表記することについては今後、検討していきたい」ということ。
現在の戸籍訂正の特例法では、手術などの条件が付されているため、
手術を受けなくても、保険証の性別記載を変更できるようにと、要望してきた。
戸籍という登録それ自体ではなく、保険証など社会生活上必要な事柄についての性別訂正(というか、無記載)を記載求めるというのは、
円滑な社会生活のためには、必要なことだと思うし、保険証というか国民保険制度が、国民の健康を守ることを目的としていることからすると、より柔軟な形で対応しても良いのではないか。
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