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2010/11/04

性犯罪者満期出所の再犯リスク大 / 仮釈放の2倍、警察庁分析

報道によると

 13歳未満の子どもへの暴力的な性犯罪で服役した者のうち、刑の満期出所者が再び性犯罪で摘発される可能性は仮釈放された者の約2倍に上り、仮釈放者も保護観察期間が終わると、再び同種の犯罪を犯す可能性が高まるとの分析を警察庁科学警察研究所が4日、まとめた。


とのこと、
最初、見出しを読んだときには、

性犯罪と、他の犯罪類型の間での再犯率の比較なのかと思ったが、
ちゃんと読めばわかるように、
満期出所者と、仮釈放者(保護観察中)との比較。
で、保護観察制度に一定の犯罪抑止効果がある・・・と結論しているよう。

ただ、その効果は、永続的、あるいは治療的(?)なものではなく、
保護観察期間が終了したあとは、再犯リスクが3倍なるとのこと。


*********
 保護観察の制度に一定の犯罪抑止効果があることをうかがわせる。2006年からは性犯罪者を対象とした矯正教育が刑務所などで行われているが、警察庁は「法務省と連携し分析結果を今後の施策に生かす」としている。

 法務省は05年6月から、子ども対象の性犯罪で服役した出所者の居住予定地などの情報を警察に提供。今年5月末までの5年間に対象になった740人のうち、性犯罪で105人(うち1人は死亡)が再び摘発された。この結果を統計学的な処理を加え分析。出所者全員の中から5年以内に性犯罪で再摘発される者の割合(再検挙者率)は推定で24%に上る。うち満期出所者の再摘発の可能性を仮釈放者と比べると、出所直後には約5・5倍、長期的に見ても約2倍の高さだった。
仮釈放者の中でも、保護観察期間が終わった後の再犯リスクは観察期間中の3倍に急増するとの結果も出た。
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» news:再犯抑止に保護観察が役に立つ [Matimulog]
いのけんBlog経由のこのニュースによれば、満期出所者に対して保護観察のついた仮 [続きを読む]

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