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2009/01/08

Northeastern Law School in Boston

今回の出張の目的の一つは、10年前にもお会いした Northeastern Law school で、DV Clinic を担当しているL.カンター先生にお会いすること。10年前には、簡単におはなしを伺っただけだったが、とても魅力的なプログラムを展開してらしたので、もう一度、ちゃんとお話を聞きたいと思っていた。
この2月に法務研究財団で実施する弁護士向けのDV対応研修

Dorchestercourt

Northeasteruni

つくるに当たっても、10年前に買ってきたテキストを参考にさせていただいた。

この10年間に、DVを巡る法的状況は激変したし、法曹養成過程も激変した。
日本でもclinic教育が、いろいろなロースクールで取り入れられているし、ジェンダー教育も、もちろん十分なものとはいえないにしても、少なくとも講義科目としては、取り入れられつつある。
でも、やはりなかなかうまくいかない・・・

City Center からTで15分程度のところにあるキャンバスにお邪魔し、お話を伺った。
座学や病院での実習、シュミレーション、ケースワークなどの組み合わせ、
法律以外の勉強、たとえば心理学や社会学、そして面接技法などの重要性。
Safety Planning の作成。
などなど、興味深いお話をたくさん伺った。
また、とても印象的だったのは、
「裁判所など実際の被害者にであうと、学生たちは、教室で学んだケースの数々が現実だと驚くのよ」という話。

翌日は、Dorchester Division of the Bostonで、clinic の現場をみせていただいた。
ロースクールの学生からも、お話を伺うことができたし、
法廷で、カンター先生のSuperviseを受けつつ、実際に法廷でOrderを申請し、
長期の延長が認められる場面もみることができた。
また、本人が単独でorder を申請し、認められていたが、手続き後、カンター先生はその被害者に、いろいろなアドヴァイスをしていた。
実に、精力的な様子は、10年前と変わらない。

日本でも、同じようなことができるはず・・・なのだが。

MAではProbation Office が大きな機能を果たしているらしく、法廷でも裁判官の隣の席に常駐し、裁判官に対し、適宜意見を述べていた。
このあたりのことも、もう少し調べてみなくてはいけない。

また、以前に簡単に紹介したことがあるが、Dorchester court では、ものすごくすてきなChild careの部屋があったのだか、これが今は予算削減のため、閉鎖されていた。とてもとても残念と、私が言うと、カンター先生は、「3歩進んで2歩さがる、なのよ」と笑ってらした。

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