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2008/06/09

最高裁: 国籍法に違憲判決(合憲合理的解釈)

4日、国籍法に違憲判決がでた。
最大判平成20年6月4日PDF全文
すでに、いろいろなブログで取り上げられているが・・・
とりあえず、
Matimulog を参照させてもらう。

*****
判決は、10対5で違憲、破棄自判し、原告らの国籍取得を認めた1審判決に対する控訴を棄却した。
争点は二つに分かれる。
 1.国籍法3条1項が日本人の父親に認知された外国人女性の子のうち準正となった子(認知後に両親が婚姻届を出した子)にのみ届出による日本国籍取得の途を開き、非嫡出子のままの子(両親が婚姻届を出さなかった子)にはその途を開かなかったことが、法の下の平等に反するかどうか
 2.仮に反するとしても国籍法が国籍取得を認めていないケースに国籍取得を認める判決を出せるかどうか。
*****
今回、多数意見は、1、2ともに、yesとしたわけであるが、
Legal reasoning としても、なかなか興味深い判決。
また、立法権との関係でも、司法の役割をより明確に示している。
従来の日本型司法消極主義とは、発想を異にする判決といえるのでは。

それから、多数意見において、国際的な環境について比重をもって論じられている点にも、目を引かれた。この点について、反対意見あり。

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 以前、フィリピンから騙(だま)されて連れて来られて、強制的に働かされていた女性をフォローした。  その女性は、日本に連れて来られて、置かれた状況を知り、逃げ出した。  その後、県内の男性と暮らし、2人目の子の出産の前に男性が不明に。  認知がないと大変なことになるとオトコを捜した・・  職場(会社)の名称を聞いて、そこも行ってみたけど不明・・・   ・・・その後、やっと、連絡がとれたけれど・・・  結局、彼女は出産後、苦しい生活が分かっているフィリピンに送還された。     そのあたりのことは... [続きを読む]

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