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2008/03/13

sympo : ファミリーバイオレンスへの対応策

学術会議のシンポジウムのお知らせ
「ファミリーバイオレンスへの対応策」

日時 3月21日(金)午後2時〜4時30分
場所 日本学術会議5階A1/2会議室
報告 岩井宣子(専修大学)
   奥山真紀子(国立成育医療センター、心の診療部長)
   戒能民江(お茶大)

ドメスティックバイオレンス、児童虐待、高齢者虐待などなど
様々な態様の暴力が複雑に絡み合っているわけだが、

開催趣旨
近年、殺人罪に占める親族間殺人の割合も増加の傾向を見せ、家庭内における暴力被害
は依然として、深刻な状況にある。「配偶者等暴力防止法」「児童虐待防止法」等の成立に
より、法的対策も図られつつあるが、他の家族による暴力に悩む家族も多く、総合的対応
策が図られる必要があると考え、我が分科会は検討を重ねてきたが、ここに、いくつかの
提言を行い、対策を進めるための助としたい。

と言うことだが・・・

諸外国でも、いろいろな形で(たとえば、豪州タスマニアでは、Family Act によって厳罰化をはかるなど)、問題提起と対策が講じられているところ。

総合的対応のためには、民事法と刑事法、法律と福祉など、様々な領域との協働(手あかがついちゃった言葉かも・・・)が必要。
シンポでは、具体的な提言がなされるとのことで、楽しみ。

いずれにしても、絡み合った糸をほどきつつ、問題解決のための方策を検討しなければならない。
親密圏における人間関係の非対称性・非対等性と複雑性とを反映している。
  もっとも、市民社会の人間関係が対等だというのは、
  とんだフィクションであることはいうまでもないのだが・・・

法学・政策学・福祉関係・心理学・医学などなど・・・
様々な分野の知のつまり専門家の協働が必要とされている。
それぞれの分野が硬直的なままでは協働は進まない。
その中から、それぞれの分野の見直しが進められるべきであろう。
第二派のフェミニズムが掲げていた学の体系への批判も、こういう過程の中で始めて成果を生み出すのではないだろうか。

また、協働という点で言えば、専門家、一般市民・支援者、当事者、行政の担当など、
立場も背景も異なる間での協働も重要になる。
それらの間での非対等性もまた、重要な検討対象。

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