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2008/02/06

取り調べノートと捜査の可視化

取り調べの可視化については、録音・録画などが話題になっているし、
いろいろな形で準備がなされているようである。

その中で、目を引いたのが、こちらの報道
もしかしたら、もうリンクがきれているかも・・・
要するに、
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 自白の強要などをチェックする目的で、弁護士が接見相手の容疑者に専用のノート(被疑者ノート)を差し入れ、取り調べ状況を記録してもらう取り組みが広がっている。違法捜査を問うた訴訟で「警察官に暴行された」との記述が動かぬ証拠になるなど、裁判での役割や注目度もアップ。「取り調べの録画・録音化の実現への布石に」と、京都や広島などで日本弁護士連合会版をアレンジした“ご当地版”も登場している。
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これは、

2003年に大阪弁護士会ではじまったとのことだが、
その後、広島弁護士会、京都弁護士会、岡山弁護士会に広がり、
現在は、具体的な被疑者にfitしたノートを考案したりもしているとのこと。

もちろん、ビデオや録音という形での記録は、大切だが、
被疑者自身の手による記録というのも、とても大切だと思う。
こういう地道な取り組みを、広げていく必要がありそう。
そして、それを支え、アドヴォケイトする体制の整備(弁護士だけではなく)が、重要である。

可視化の議論も含め、このところ検察・警察への風当たりはとても強い。
まぁ、実際に明らかになった事件を見ると、批判されて当然なのだが。

一方で、公訴権を独占しているパブリックセクターとしての検察の役割がないがしろにされてはならないことはいうのでもない。そしてそれは、「巨悪を撃つ」といった場面だけではなく、私たちの日常生活の中での問題についても同様である。
他方、市民講座の様子や民間グループで実際に相談やケースワークをしてらっしゃる方たちとのおつきあいの経験からすると、検察についての一般的な理解は、案外(じゃないのかな)低いと思う。
パブリックセクターとしての検察の役割について、市民・法のユーザーが議論が必要なのでは。もちろん、パブリックの中味の問題も含めて・・・。
まずは、週間子どもニュースのこのページから、というのは、どうでしょうか。
少しばかり、簡単すぎるでしょうが。

そういえば、以前みた痴漢えん罪を題材にした映画「それでもぼくはやってない」では、弁護士の役所広司が、被疑者にA4の普通のノートを差し入れて、記録を取るようにアドヴァイスしていたのを思い出した。

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