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2008/01/08

News: 政府方針 犯罪者処遇に新しい選択肢

報道によると、
政府は、法制審議会の議論をうけて、裁判の判決で懲役刑などの執行を猶予する条件として、公園の清掃や落書きの消去などを無報酬で行うことを命じる「社会奉仕命令」を導入する方針を固めた。

ということ。

これにより、実刑判決と、執行猶予の間に、社会奉仕命令を条件とした執行猶予という選択肢が増える
ことになる。
背景としては、刑務所の収容定員の問題がある他、
社会奉仕命令に基づく作業を行うことで受刑者が自分が執行猶予中の身であることを自覚し、罪を繰り返して刑事施設に収容される事態を防ぐという「教育的効果」も期待されている。

もっとも、肝心の社会奉仕命令の内容や、具体的な受け皿づくりは、
これから、ということ。

現在の保護観察制度の実情を考えると、いろいろと問題というか、困難がありそうではある。
スコットランドのコミュニティサービスの実践などからも、学ぶべき多くの点がある。

処遇の多様化や、服役者の社会復帰の難しさなどを考えると、困難はあるけれど、進めていくべきなんでしょう。
ちょっと、奥歯に物が挟まった感じ・・・

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