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2007/08/16

宮部みゆき『楽園』


もう少しで、本の国に取り込まれて、もどって来ることができなくなりそうでした。

いわゆる謎解きものです。
といっても、犯人が誰か、ではなく、
どうしてそうしてしまったのか・・・を追います。
『火車』や『龍は眠る』の系列と、
『模倣犯』の系列がクロスした感じでしょうか・・・・
狂言回しは、模倣犯の9年後ということで、同じ人物です。彼女の回復の物語になってます。

いつもながらのストーリーテリングと、ドラマツルギーと、
どうしようもなく持ってしまう「悪性」みたいなものへの優しい(?)まなざしが特徴なのですが、
今回のは、「悪」の方が彼岸へ行ってしまってしますね。その意味で模倣犯と似ています。

謎がそのままに残されているので、もしかして、彼女でもう一作あるのかしら・・・
などと、想像しています。

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コメント

ご無沙汰です。
うわぁ〜、私も読みたい。
是非、まわして下さい。

投稿: さち | 2007/08/20 15:34

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