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2007/03/08

雇用形態と結婚・子供の数

報道によると

「子供あり」、妻が正社員なら非正社員の2倍・厚労省調査

最近3年間に結婚した夫婦のうち、妻が正社員の場合はパートなど非正社員の場合に比べ、子供が生まれた割合が約2倍になる。
同省は「正社員は、育児休業制度など、非正社員より産む環境が整っているからではないか」と分析している。

厚生労働省・第4回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)
新聞報道では、雇用形態と子供の数のところに、注目しているが、その他にもいろいろと興味深い調査である。

非正規雇用の方が出生数が少ないというのは、実感として理解できるところではあるが、
均等法が成立した頃のことを思い出すと、考えさせられる点は多い。

いずれにしても、ライフ・コースに併せた就労形態といった議論は、
正規雇用と非正規雇用の待遇面での格差(もちろん就業実態との関係で)が、もうすこし狭まってこない限り、画餅に過ぎないことは、いうまでもない。

その他にもいろいろと興味深い点がある。
もともと、データを読むのが苦手なので、全体を精査した訳ではないのだが・・・
単なる感想〜

結婚の実態と意欲を就業形態、親との同居、子供の有無との関係で調査している。
平成14年10月に、24〜34歳の男女を対象として、2回・3回と調査し、今回のは3回目調査で協力を得られた人たちを対象とした第四回調査にあたる。
 
調査項目は、
(1)  男性票 …… 仕事の有無、就業形態、就業時間、配偶者の有無、独身者の結婚意欲、子どもをもつ意欲、家事・育児時間、親との同居の有無等
(2)  女性票 …… 仕事の有無、就業形態、就業時間、仕事と子育ての両立支援制度の状況、配偶者の有無、独身者の結婚意欲、子どもをもつ意欲、親との同居の有無、子どもの状況等
(3)  配偶者票(男性用) …… 仕事の有無、家事・育児時間等
(4)  配偶者票(女性用) …… 仕事の有無、就業形態、就業時間、仕事と子育ての両立支援制度の状況、子どもの状況等

ということで、どうして男性には両立支援制度について調査しないのか、理由がわからない・・・・

・親と同居していない人の方が結婚率が高い

・結婚による就業状況の変化(離職も含む)の割合は、女性の方が高い。
  女性の場合は正規雇用の方が状況の変化は少ない

・出産と妻の就業形態
 「仕事あり」で就業形態が「正規」の場合33.1%、「非正規」の場合16.3%、「仕事なし」の場合30.9%に子どもが生まれている。また、子ども数にかかわらず、「非正規」の場合に子どもが生まれている割合が低い。
・・・・夫の就業形態別のデータは、ないのかな・・

・夫の休日の家事・育児時間別にみた状況
  家事・育児時間の長い方が、よりたくさん子供を産んでいる
・夫の平日の家事・育児時間別にみた状況
 こちらも、家事・育児時間の長い方が、より子供をたくさん産んでいる
 夫の平日の家事・育児時間については、妻が就業しているカップルのみの調査になっているのが、不思議。専業主婦のカップルでも、家事・育児の分担は、当然問題にするべきだし、妻の就労携帯が不安定の状況を前提とするなら、子供が生まれた直後の家事・育児分担は、その後の復職に際して大きな要素になると思うのだが・・・

その他にも、親との同居、就業形態、夫(!)の家事・育児分担が、結婚・出産やその意欲との関係が、調査されている。

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