コーネル大学式ノート作成方法
トホホ先生のブログで紹介されていた
コーネル大学式ノート作成方法は、なかなかよいかもしれない。
ノートの左端にキュー(Cues)、下端にサマリー(Summary)の部分を残して、ノートをとる方法(上記リンク先の図を参照されたい)。
ノートバッドをいわゆるノートの部分と、サマリーの部分と、キューの部分に分割し、
講義中にノートをとり、復習時にキューに要点・質問事項や、記憶の手かがりを、サマリーには要約を記入する。
キューやサマリーを取ることによって、復習をしっかり行い、また試験対策にもつながる工夫。
ということである。
私も、来期の一年生向けのゼミで紹介してみようかしらん。
日本でノートの取り方を教えるようになったのは、ここ5・6年くらいでしょうか・・・
10年前にヨーロッパに留学したときに、大学でノートテイキングとか、プレゼンテーションとかの授業(正規の講義ではなかった)があって驚きました。
ヨーロッパの学生たちのノートの取り方は、基本的にノートテイキングじゃなくて、ディクテーションなので、ああいう(ノートテイキングのテクニックを教える)授業も必要なんだなぁ〜と思っていたのですが・・・
ちなみに、エディンバラ大学方式(という名前はないけど・・・)は、小見出しをつけたり、論理的なまとまりを→や記号でわかりやすく示すというものだった。
リヨンで聞いた方法は、いわゆる「アウトライン」を使った作文というか、ノートテイキングの方式でした。
エディンバラ大のは、→とか、番号を使いながらノートを取るなんて、日本人には常識だったので、こんなことを教えるクラスがあるということ自体に驚いた覚えがある。
リヨンの方は、ワープロ自体がまだ目新しい頃だったし、論理的な文章を書くための工夫として、なるほど、と思った記憶がある。
このほかにも、エディンバラ大学では、レポートの書き方のコースもあった。また、勤労学生や子育てをしながら大学に通う人のために、勉強と仕事・家事との両立についての具体的なアドヴァイスをするコースもあり、びっくり。こちらの方は、とても具体的な内容に感心した。
でも、いずれも正規の講義とはことなる課外(?)コースで、卒業やDiplomaの単位にはならない。
この当たりが、日本の大学とは違うところなのかも。。。
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コメント
おじゃまします。
いまさらですが私のブログでここを紹介させていただきました。
ご迷惑でしたらご一報ください。
神奈川大学。昔特待生試験を受けたかった大学です。
交通費も受験料もありませんでしたけど。
投稿: こみみ | 2009/01/03 21:11
あ、しまった。
アドレスまちがっていたようです。こちらへどうぞ。
投稿: こみみ | 2009/01/03 21:15