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2006/03/31

臓器移植と本人の同意

ニュースによると、国会に臓器移植法の改正案が提出されたそうだ。いずれも、昨年8月に提出後廃案となり、再提出された。
改正案は二つ(与党内で一本化できなかった)
1、 脳死を一律に死とする。本人の拒否がないかぎり、家族の同意のみで、臓器提供を認める。
2、 本人の同意を必要とする天は、そのままに、同意の意思表示の年齢を現行の15歳から、12歳に引き下げる。
両案とも、親子・配偶者への優先的な臓器提供を新設する。

報道によると、今国会での成立は微妙。自民党は、党議拘束を外すそうだ。
いずれも、本人の同意というハードルを下げ、臓器移植をより容易にすることを目的とした改正案。
う〜ん

臓器移植が円滑に行われ、これまで助からなかった方たちが健康を取り戻すことには、賛成。
でも、そのために本人の同意のハードルを下げるのには、賛成できない。
また、年齢の引き下げについては、反対。世の中では、子どもたちの幼児化が言われているのに、どうしてこの件だけは、年齢を引き下げることができるのかしらん。

臓器移植をもっと円滑にしたいのなら、もっと意思表示の機会を増やすとか、啓発活動を充実させるとか、そういう方向の方が良いと思う。
 と、書いたらテレビで、インターネットで意思表示ができるようになったというニュースをやっていた。
確か、イギリスでは、運転免許の取得の時に、意思確認をした。イギリスの場合は免許の更新というのがないので、気が変わったら自分で申請し直さなくてはいけなくて、ちょっと嫌だなぁと思った。日本は、免許の更新の度に3年とか5年で意思表示をし直すことが出来るから、良いのでは・・・と思った。

いずれにしても、本人の同意を軽く扱うことは、すべきではないと思う。

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