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2006年3月

2006/03/31

臓器移植と本人の同意

ニュースによると、国会に臓器移植法の改正案が提出されたそうだ。いずれも、昨年8月に提出後廃案となり、再提出された。
改正案は二つ(与党内で一本化できなかった)
1、 脳死を一律に死とする。本人の拒否がないかぎり、家族の同意のみで、臓器提供を認める。
2、 本人の同意を必要とする天は、そのままに、同意の意思表示の年齢を現行の15歳から、12歳に引き下げる。
両案とも、親子・配偶者への優先的な臓器提供を新設する。

報道によると、今国会での成立は微妙。自民党は、党議拘束を外すそうだ。
いずれも、本人の同意というハードルを下げ、臓器移植をより容易にすることを目的とした改正案。
う〜ん

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2006/03/29

第六回東アジアの法哲学シンポジウム 二日目

昨日に続き、二日目。

昨日も書いたが、以前は、ひとりひとりが独立して発表しているという印象だったのが回をかさねる毎に発表者の議論がかみ合ってきていることを実感した大会だった。

議論の幅は、とても広い。
法哲学という学問を一つの要としつつ、法哲学の固有の問題だけではなく、その他の具体的な問題から、法学の学問としての位置づけや、方法論、法学教育の在り方まで、議論された。
その中から共通の論点、議論を必要とする事柄が明らかになって来た。
今回は、台湾・大陸中国・韓国・日本の他にも、オーストラリア・シンガポール・モンゴルからも、参加者があり、それぞれ興味深い報告を聞かせていただいた。
それぞれの国や地域が取り組んでいる課題の共通性もとても強く感じられた。

一過性のシンポジウムではなく、6回足かけ12年にわたり継続的に議論を積み重ねてきた成果であろう。
と、思っていたら今回から新たに「東アジア法哲学会」という学会として継続していくことになったそうである。

今回の大会は、大会の運営・進行がとてもスムーズで、しかもゴージャスでした。
台湾大学の皆様、お手伝いの学生さんたち含めて、感謝感謝です。

国際大会の成功の鍵は、通訳にあるが、この大会は各自ネイティヴで報告し、大会側が日本語・韓国語・中国語(今回は英語も)の通訳を準備し、コミュニケーションをサポートする、という形で行われている。
今回、同時通訳はプロの方が担当したようだった。韓国語・日本語のところが、直接の通訳じゃなくて、英語か中国語を介したものだったので、若干の遅れや、この種の同時通訳につきものの混乱(テクニカルなことも含めて)が若干あったが、それでも、上出来だったとおもうし、大会の進行自体に支障はまったくなかった。
この点でも、感謝・感謝。

いくつか、具体的なコメントは、また次回ということで・・・

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2006/03/27

第六回東アジア法哲学シンポジウム in 台北 一日目

3月26-27日、台湾大学で、第六回法哲学シンポジウムがひらかれている。
台湾・大陸中国・日本・韓国から、200人を超す参加者である。
全体のテーマは、『新世紀の東アジアにおける、民主主義・人権と多元的法文化』。
二日間で、基調報告・17のセッションのシンポが行われる。
この大会も、六回と回数を重ね、議論が積み重なってきている。

私も、報告しました。
タイトルは、『ADR(Alternative Dispute Resolution)の現代的意義と社会構想 −親密圏の紛争解決の過程を手かがりに』。
いろいろ、勉強になります。
写真も撮ったのだけど、アップのしかたがわからない・・・Photo_2

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2006/03/24

バルトリ、 チョン・ミョンフン デュオリサイタル

バルトリとチョン・ミョンフンのデュオリサイタル。
素晴らしかった20060324195524.jpg

なんと言っても、ロッシーニが良かったですよ。
詳しくは、また書きます・・・
アンコールも、4曲も歌ってくれました。
9時になって、会場の電気がついてからも、拍手に応えて、顔を見せてくれました。
チョン・ミョンフンも、ピアノの椅子から、拍手してました。彼のピアノは、オーケストラの指揮をみているみたい名感じでしたよ。

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2006/03/21

入会権判決についてジェンダー法学的観点から考える−世帯主要件と間接差別

入会団体構成員の資格を男性に限るのは、いわば直接差別にあたる。この点が、最高裁の判決で認められたのは、もちろん喜ばしいことだが、一方で「当然」のことでもある。

ジェンダー法学の観点からより問題なのは、殆どの場合男性がなることが想定されている「世帯主」をその要件としている点である。
世帯主には、男性でも女性でもなることが出来る。しかし、圧倒的多くの場合は男性が世帯主となっている実態がある。要するに、間接差別の問題である。

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最高裁判決 : 入会権者を男子孫に限定するのは、公序良俗違反

以前にこのblog でも紹介した沖縄の入会権者をめぐる事件の最高裁判決(第二小法廷平成18年3月18日)がでた。
1 入会部落の慣習に基づく入会集団の会則のうち入会権者の資格要件を一家の代表者としての世帯主に限定する部分は民法90条に違反しない。
2 入会部落の慣習に基づく入会集団の会則のうち入会権者の資格を原則として男子孫に限定し同入会部落の部落民以外の男性と婚姻した女子孫は離婚して旧姓に復しない限り入会権者の資格を認めないとする部分は民法90条に違反し、無効である。

この部落の入会権団体構成員となるためには、原則として以下の二つの要件が必要。
(1)本件払下げ当時のA部落民又は明治40年から昭和20年までの間に一定の要件を満たしてA部落民と認められた者の男子孫であり,現在A区内に住所を有し居住していること
(2)上告人らがA区内に住所を有する一家の世帯主(代表者)であり,被上告人に対する届出等によってその役員会の議を経て入会したこと

本件では、この入会権団体の要件となっている慣習が公序良俗に反するとして、実質上世帯を代表する女性が入会部落の構成員たる地位の確認を求めた。

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2006/03/20

News: 布リサイクル事業、経産省が担い手募集 資金補助も

これいいかも・・・
新聞の報道によると・・・
アパレルメイカーは、大量の端切れの消却処分の費用が不要になり、事業者(端切れを商品化する側)は、材料費が無料になる。
経産省がこの事業の担い手を募集している。
リサイクル率を上げるために、材料提供の紹介や資金の補助などを通じて支援するそうだ。

布のリサイクル率が2割以下だったていうのにも、ちょっとびっくりだが、その分、紙のリサイクルの時のように、固有の(?)リサイクルシステムを破壊することも無いのかな・・・

問い合わせは経産省リサイクル推進課へ。

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2006/03/19

マニフェスタシォン in Paris 続き

18日もデモは、続いていて、ソルボンヌ周辺は物々しい警戒。大学の建物は封鎖されていた。警官の姿も沢山見かけるし、時折パトカーが5台づつくらい続けて走り抜けたりする。
とは言っても、観光スポットなどは問題なく機能している。

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2006/03/17

パリはデモの季節

CPE(雇用政策を若年層とそれ以上で区別することにより、若年層の雇用の創出と流動化を計るなど)に反対のデモが各地で行われています。
地下鉄も二つの駅が閉鎖だったし、街角の至る所で、警官たちがデモに備え手、要所にバリケードを築いている。一般の歩行者も道のあちら側にわたれない。まぁ、ちょっと迂回すれば、目的地にいけましたが・・・。パトカーが10台ほどサイレンを鳴らして通り過ぎたりして、なかなかに緊迫した様子。
今日は学生たちのデモと、最大の労働組合CGTのデモと遭遇しました。どちらも、警官隊とぶつかると、素直に方向を変えていて、とてもおとなしい。シュプレヒコールみたいなのもないしね。
夜にホテル戻る途中で、学生のデモの最後尾とすれ違った時は、ちょっと緊張しましたが・・・一番最後の人がコーンを運んできたのにすれ違いましたが、とっても紳士的な人でした。はい。
でも、夜になるとやはりすごかったようです。テレビのニュースに寄れば、車を燃やしたり、パリだけじゃなくて、モンペリエでも大変だったようです。

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2006/03/15

えっ、国民へのWinny 使用自粛!

毎日新聞ニュースによると、
安部官房長官が、情報流出を防ぐ有効な手段として、Winnyの使用自粛を国民に呼びかけたそうだ。
「政府機関としては再発防止のためのあらゆる対策を進めている。しかし、国民一人一人に注意していただき、対策を取ってもらわなければ被害を防ぐことはできない。最も確実な対策はパソコンでウィニーを使わないことであり、私から国民にお願いしたい」

えっ!!
本気なの?!
内閣官房って、この種の問題の専門家がいないのかしらん。
この程度の認識で、発言するとは〜
とりあえずは、驚いてあいた口がふさがりません。

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2006/03/14

今朝の成田エクスプレス

人身事故の影響で到着が40分ほど遅れた。
上手く予約が取れず、思っていたより早い電車に乗っていたため、事なきを得た。やっぱり余裕が大切と、日頃の態度を反省しました。

で、今日感心したのは、成田エクスプレスでのアナウンス。事故が発生したことから、それが直前の成田エクスプレスであること、アクシデントは解決したけれど車体の安全確認をしていることなど、状況を逐次知らせてくれた。
そういえば、昨日の山手線でも線路内に人が入るというトラブルがあったが、その時も車内放送でちゃんと状況を知らせてした。

昨年12月の大雪の日に中部国際空港行の名鉄電車とは、大違い・・・もちろん、状況がちがうので、同列に扱うことはできないが、それでもたとえば、軌道上のトラブルは無いが、列車のダイヤが乱れていて遅れているといった情報は、提供されてもよいのじゃないかしらん。

状況が分かれば、人間随分落ち着くものなのに・・・
さすがに、空港駅では、走り出す人が多かったし、
駅でも改札ゲートを開放(チケットを入れずに通す)して対応ました。

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機内からのインターネットアクセス

今、パリ行きの飛行機の機内からアクセスしている。
接続スピードは若干遅いようで、スカイプは難しいみたいだけど、Webをみるのには、問題ありません。
電源もちゃんとある(エコノミー・プレミアム)し、快適です。
二・三日前の日経新聞で、山根一真のコラムを読んで、早速ためしてみた次第。
この後、映画もみたいと思っていて、逃していたものいくつかあったし、ハリーポッターとか、博士の愛した数式とか、グリム兄弟のなんとかとか・・・楽しみ。
この便は、午後4時過ぎに着くので、飛行機の中で眠らなくても大丈夫なのが良いところ(眠れた方が良いのだけど・・・)。仕事もしなくては。でも、鼻炎の薬でねむれるかな。

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2006/03/13

こんな状態です

研究室の引っ越しをしました。
昨年度は、ゼミや講義を非常勤で担当したこともあり、前任校のご厚意で研究室をそのまま使わせていただいたので・・・
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で、ドアを開け中を見たところです。
これでも、20箱くらいは空けたのですが・・・
それに、自宅にも運んだので、以前よりも減っているはずなんですが・・・
1歩半進んでも、まだ中は見えない〜
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向きを90度変えて、窓の方をみると
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ようやく確保したデスクスペースです。
でも・・・
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机の前にも、箱箱箱箱・・・
座ってみると
20060313113806.jpg
つらい、辛すぎる・・・
今までの研究室よりも狭くなり、本棚が3分に2程度しかないので、
これからどうしようか、思案にくれています。
とりあえず、箱を空けなくては・・・
でも、本棚の前に箱がどど〜ん、とあるので、本棚に並べることもできない。
困ったのは、ロッカーがこの箱の三列ほど向こうにあること・・・
サンダルもとれないし・・今日は少し寒いのに、ひざ掛けもとれない。。。

でも、2時間ほどこの中ですごしていたら、妙に落ち着いてきて、
なんだかこのままでも良いような気分に鳴ってきたので不思議です。

いつになったら、かたづくのでしょうか・・・

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2006/03/08

春ですね

関東では春一番が吹いたそうですが・・・
毎年楽しみにしているご近所のしだれ桜です。20060308095405.jpg

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