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2004/08/27

夫婦間強制わいせつ罪

二つ前の「韓国で夫婦間の強制わいせつ罪の成立」の記事が何を言いたいか分からないという指摘を受けたので・・・

私が書きたかったのは、日本では、夫婦間の強制わいせつ罪の成立については、ほとんど議論されていないのではないか、ということである。

強姦に関しては、日本でも、もちろん議論されているし、司法判断もある。夫婦間には性行為に関しては「包括的合意」があるのだから、その行為が「暴行又は脅迫により」行われる強姦罪は成立しないという判断が多い。例外もあるが、あまりにひどい事例なので、逆にこのくらいひどくなければ強姦罪というのは、成立しないのか、と考えてしまう。もちろん、批判は多数展開されている。

でも、夫婦間の強制わいせつ罪に関しては、日本では表だっては議論されていないのではないのか、ということを書きたかったのである。 これは、夫婦間では強姦でさえ成立が著しく困難なのだから、強制わいせつにおいては初めから成立はあり得ないと考えられているからなのではないか、と思ったわけである。で、韓国で下級審とは言え、夫婦間の強制わいせつ罪の成立を認め、さらに強姦に関しても検討を要するとした点は、画期的と写ったわけである。 もし、日本で夫婦間の強制わいせつ罪についても議論が進んでいるのだったら、ごめんなさい。

それにしても、夫婦間の性犯罪において「包括的合意」などという乱暴な議論をするのは、どうしてなのか本当に不思議としか言いようがない。

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